暮らしと学びの森(阿品アカデミー) 会則
制定 平成30年4月1日
第1条 本会の名称
本会は 「暮らしと学びの森(阿品アカデミー)」と称する
第2条 本会の目的
阿品に居住する住民が、身近で気軽に参加でき、人生を豊かに過ごせるような学びの場となり、併せて
住民相互のつながりを高め、楽しく、より住みよいまちづくりの一環になることを目的とする。
阿品とは、阿品、阿品台市民センター管内とする。
第3条 推進母体
本会を運営する推進母体として「暮らしと学びの森(阿品アカデミー)事務局」を置く。
第4条 会員および講師
阿品地区に居住している住民で、当会の趣旨に賛同し、本会に登録した者(登録受講生)を会員とする。
1)会員は、年会費1,000円を運営費*¹として本会に納める。
会員は、年度初めに年会費を納入するものとし、途中からの登録においても一年分を納めるものとする。徴収した年会費の管理は事務局がこれにあたり、年度末には収支状態を会員に報告する。
2)講師は自薦、他薦を含めた各種情報により、事務局で把握し、依頼する。
3)講師は必要に応じて地域外の専門家を招聘することも可とする。
4)受講は会員も一般の住民(町外の人も含む)も自分の希望する講座に参加するものとする。
その時に受講料として各回一人当たり原則100円を徴収し、諸経費*²に充てる。
※1運営費は講師謝礼、交通費等に充当するものとする。
※2諸経費は配布資料用の資料作成費、会報作成費、教室使用料、文房具などに充てる。
第5条 役員
本会に次の役員をおく
会長 1名
事務局長 1名
会計 1名
会計監査 1名
事務局員 若干名
会長は事務局が委託する。
事務局長、会計、会計監査は事務局員の中から互選する。
事務局員は、会員のうち有志若干名がこれにあたり、「暮らしと学びの森(阿品アカデミー)」を運営する。
第6条 講座および課程の構成
1)1講座は2時間を標準とする。
1講座の構成は、講演とそれに続く質疑応答、討論、意見交換とする。
2)講座は、各講師の得意分野についての講演、実習を基本とする。
講座の開催日時は、講座内容、講師の都合などを勘案して設定する。
講座の回数は、講座内容、講師の都合、要望により講座毎に決定する。
受講生が自主研究を行い、講座として実施することも可能とする。
実習を伴うもの、野外活動を要するものは、講師、事務局、受講生の協議により決定する。
3)課程は「暮らし科」、「学び科』の2種類とする。
「暮らし科」は日常生活に関係した衣食住及び医療、教育、公共といった多岐にわたる分野で、暮らしに身近なテーマを扱う。ジャンルは様々であり、時事的な内容も扱う。
「学び科」は学術的な知識や、専門性の高いテーマをより深く探求するものとする。
4)講座の内容については、反社会的なもの、特定の宗教の教義を広め信者を養成しようとするもの、
特定の政治家・政治団体を支援、あるいは反対するもの等、市民センターで開催するにはふさわし
くないものは実施しない。
5)会場の都合や、講師の都合により、やむなく直近になって休講する場合、代講、延期等の措置及び
その広報は事務局が行う。
第7条 単位
各講座へ参加した場合、単位を取得するものとする。
取得単位数は講座出席1回につき1単位とする。
受講生毎の取得単位数は事務局で集計し、年度末には各会員へ通知する。
第8条 年度
平成30年4月1日から平成31年3月31日までを初年度とし、以後4月1日から新年度とする。
但し、入退会は随時とする。
第9条 教室
教室は原則として阿品台市民センターを利用する。
第10条 謝礼および受講料
各講座とも講師謝礼は原則無料とする。但し、講師の交通費等必要な場合においては、実費に相当する
金額を支払う。
野外実習等、別途清算が必要な場合は、それぞれの講座で随時会計、決定し徴収する。
残金が生じた場合は本会の会計に組み入れる。
徴収した受講料の管理は事務局がこれにあたり、年度末には収支状態を会員に報告する。なお、会費、受講料は運営実績により見直すことがある。
第11条 会報
年度末には年間の活動報告を発行し、会員に配布する。
第12条 広報
広報は「阿品台市民センターだより」、および「暮らしと学びの森(阿品アカデミー)ニュース」に
よることを原則とする。
「暮らしと学びの森(阿品アカデミー)ニュース」は各月初めに発行し、会員に配布する。
ホームページを立ち上げ、随時、暮らしと学びの森(阿品アカデミー)ニュース、講義内容・資料等
の掲載、更新をする。
第13条 会員の義務
会員は、本会の趣旨を理解し、自己の研鑽に努めると共に、会の運営に誠意をもって協力する。
第14条 退会
年会費の納入がなく、継続意思のない場合は退会したものとみなす。
他の会員に迷惑をかける行為があった場合には、事務局員の総意により退会させるものとする。
附則@ 本会則は平成30年4月1日より施行する。
附則A 会則更新に関する解説
平成13年7月から平成29年7月にわたり16年余り開催されてきた『阿品アカデミー』であったが、時代の変化に伴い、現代社会の環境に合った内容に刷新することとなった。
これからの更なる少子高齢化、共働きや単身世帯の増加といった生活環境の変化を受け、今後は、より多様な観点から住民の関心、ニーズを把握し、住民どうしが支え合うことのできる暮らしに役立つ内容を盛り込むことが必要と考える。同時に、これまでの住民の知的好奇心、向学心を支える生涯学習の一環としての役割も、引き続き担っていくものである。
本会の活動は、住民の『学びの意欲』に応える場を提供し、活動を通して住民がつながりをもつことで、一人ひとりの充実した日々と、住みよいまちになるよう寄与することを目指すものである。